二週間の夏休みが終わり、下半期の仕事が始まりました。今年の夏はコロナ渦の影響で、実家には帰らず、自宅で溜まった原木をひたすら加工し木工漬けの毎日でした。
自ら伐採した木でのものづくりをする。これほど理にかなった腑に落ちる制作スタイルはないと思えました。今後のライフワークに取り入れていきたいと強く思います。そしてゆくゆくはものづくりと樹木の保護活動を連動させて行けるような形を目指します!
クリの原木を割ったところ。綺麗に割れたが中に入り節があった。電動カンナがないので、斧での平面出しもコツを得てきました。
生長課程で枝が折れ、カルス形成がうまくいったのでしょう。
荒彫り後。この夏の成果は、子どもたちの隙を見計らってサクッとこういった作業ができるようになったこと!
入り節もそのまま残すことに。こういった樹木の生きた痕跡も楽しんでもらえると嬉しいです。
こうして作業していて面白いのは、木の場合生きている状態からモノとして生まれ変わる瞬間を味わえることでしょうか。おそらくプロの木工家だって立っている木を購入し、家具を作ることってなかなかないんじゃないんでしょうか。いやそこまでこだわる作家はいるだろうな、きっと。
その点グリーンウッドワークは、こう言った醍醐味をカバーしていると思います。木からモノへのダイレクトでダイナミックな変化が、楽しまれる要因の一つなんだろうな。
生木は柔らかくて加工しやすいし。
後半戦も皆が怪我なく過ごせますように。
皆様も健康、安全第一で。